日韓W杯予選最後のギリシア戦では、ロスタイムに劇的なFKを決めて一躍国民的英雄となったベッカム。それまでは、奥さんがアイドル・グループ、スパイス・ガールズのビクトリア・アダムスということもあり、マンチェスター・U以外のファンからは、その実力とは別に疎まがられていた部分があった。 仏W杯では退場になったことが愚かな行為としてバッシングを受け、アウェイ・ゲームに行くと黄色い紙をつきつけられ、コインを投げつけられることさえあった。
ロンドン生まれながら、小さい頃から大ファンだったマンチェスター・Uへ入り、生え抜きのスター選手として順調に成長。
1999年には欧州チャンピオンズ・リーグも制覇し、国内タイトルも全て獲得するなど、獲れるタイトルはとり尽くした感さえある。当然、次のターゲットはW杯。タレントは多く揃えるものの、実力的には優勝を狙うには厳しいと言われるイングランド。
その核となるのが、代表でもキャプテンを任されるまで成長したベッカムであることに間違いはない。息子ブルックリン、ロメオらの名前を背中に刺青し、労働者階級からも共感を得るなど評価は変わってきている。