1998年9月16日(水)
ロフタス・ロード 6,497人
ワージントンカップ2回戦
QPR 0(0-2/0-0)2 チャールトン
得点:ニュートン(15分)レドファーン(45分)
警告:ローランド、レディ、レドファーン、ルーファス
<QPR>
ハーパー、ヘイノラ、バラクラフ、マレイ、レディ、マディックス、スレイド、
ピーコック、スカリー(56分カルクザール)、ガレン、ローランド(69分シェロン) |
<チャールトン>
イリッチ、ミルズ、パウエル、レドファーン、ルーファス(87分S・ジョーンズ)、
ヤウズ、ニュートン、K・ジョーンズ、ハント、メンドーンカ(73分ブラウン)、
ロビンソン(68分モーティマー) |
多くのサッカーファンの目がチャンピオンズ・リーグにそそがれていた9月16日、イングランドではリーグ・カップ2回戦も行われていた。
古豪QPRは、プレミアリーグ開幕直後の快進撃で大きな注目を浴びるチャールトン・アスレティックをホーム、ロフタス・ロードに迎えた。ディビジョン1で下位に沈むQPRとは対照的に、今季からプレミアに昇格したチャールトンは、一時首位に立つなど序盤の話題をさらっている。
快晴の夜空の下でキックオフされた試合は、現在の力関係を如実に現わすものとなった。
システムは双方とも4-4-2。序盤からチャールトンが中盤を制圧し、QPRをゴール前に釘付けにする。15分、左サイドからのクロスをニュートンがダイレクトボレー。
これが綺麗にゴール左スミに決まり1-0。チャールトンが先制する。
QPRはマークを捕まえきれず、前半だけで3枚のイエローカードをもらってしまうなど散々な出来。とりわけキックがまともにピッチの中に入らないGKには激しいブーイングが飛ぶ。そして、前半のロスタイム。中央やや左寄り30mはあろうかという所からレドファーンが豪快なロングシュートを突き刺し、2-0。アウェーのチャールトンが追加点を奪う。
後半、QPRは必死の反撃を試みるが、アウェーということで無理をせずに引いてしまったチャールトンDFを崩すには至らない。中盤の下がり目から何度もセンスのいいパスを繰り出すピーコックだけが孤軍奮闘といった感じとなっていた(このピーコック、父親はチャールトンのアシスタント・マネージャー)。
結局、アウェーのチャールトンが2-0で勝利を収めた。チャールトンで目立った選手は、やはりエースのメンドーンカ。テクニックがあり、いい場面に必ず絡んでいる。昨シーズン28ゴール、そして昇格後の今季も順調に得点を重ねるだけのタレント性は十分に見て取れた。
そして、右MFハントとボランチのレドファーン。
スピード豊かな突破からたびたびサイドを破り攻撃の核となっていたハント。縦に抜ける意識が強く、アグレッシブな姿勢で、今日のMVP的な活躍だった。
レドファーンは落ち着いたプレーでチーム全体を引き締める。
簡単にパスをさばくだけだが、人に強く読みも的確。2点目のようなロングレンジからのシュートも大きな武器となっている。
そして、アウェー側スタンドを赤一面に染めたゴール裏の雄叫びは圧巻。
空席の目立ったスタジアムに轟いたチャールトン・サポーターの野太い声は、南ロンドン(チャールトンは下町のクラブ)の迫力を存分に感じさせてくれた。
やはり、サポーターの熱気がチームの成績に左右されるのはどこも同じようだ。
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